いんくらyochさんの日記

興味あることの忘備録

FlashX ProをBL Touchもどき化

プリンタ1号機であるFlashX Proは長らくサーボとマイクロスイッチによるレベリングシステムであったが、2号機を純正のBL Touchに替えたため玉突きで1号機にBL Touchもどきを付けることにした。
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サーボ用のステーを再モデリングして印刷し取り付けた。
写真はFR4のベッドに付きが悪くなってきたので、防犯用PETシートを剥離が容易な両面テープでベッドに貼り付けて印刷しているところ。PETシートの食い付きは非常に良くABSは反る気配は全く無い。
センサーの精度はマーティーの工房日誌さんの記事に基づき、センサー棒のガタつきを抑えた工作を施して、M48テストで0.0092mm程精度が出るようになった。
martyworkshopdiary.blogspot.com

CO2レーザー加工機の修正

みら太氏の自作CO2レーザ加工機五号機の記事を読んでみて、自身のレーザー加工機のFeedRateを上げるための細工を施した。
細工をする前は、F11000前後が最高速度でF15000で脱調している状態であった。これはコントローラのMKS-SBASEが1/32か1/16マイクロステップまでしか設定できないため、トルク不足によるものである。
現在は200stepのモータに1/16マイクロステップ、16歯のギアと2mmピッチのベルトを使って0.01mmの分解能であるが、1/16も必要なのか検討したところ、理想のビームスポット径を0.15mmとした場合、3割の0.045mmの分解能があれば十分と思われる。

これは1/4マイクロステップに設定することで、分解能0.04mmとなり達成できることになるので、MKS-SBASEのマイクロステップ用ジャンパピンを立てることにした。
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SBASEは、DRV8825のM0ピンが1/16と1/32の設定用ジャンパとして存在するがM1とM2のピンは存在しないので、該当する足のパタンをカットして0.16mmのワイヤでジャンパピンまで引いた。
誤ってZ軸用のE0の足を折ってしまったが、モータの配線を変えることで解決。
1/4だとうるさいので1/8にしてテストしたところ、F20000まで問題なく動作することを確認した。
F19000で動画を撮った。

DIY CO2 Laser FeedRate 19000 Test

DACアンプの製作

製作とは言っても元々別々に存在したDAC(WM8741)とアンプ(TB1101B)を1つのケースにまとめただけである。
そのためフェニックスのRコアトランスを新しくアンプを稼働させるために新調した。
設計はRA90で18-0-18:0.3A/15-0:2.2A/9-0:0.8Aの85VA程である。
また、トランスの配置を検討すべくFusion360でレイアウトを検討した。

レイアウト通りの配置で組み上げた結果。
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雑な配線だが、こんなもんだろう。
トランスで2.2A出してもレギュレータ使うので意味ないことに後で気づいたが、1Aもあれば普段聞くぶんには十分なようだ。
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パネル加工は、レイアウトをdxfで書き出してInkscapeで印刷した紙をパネルに貼って穴あけした。
下は製作当時のもの。