いんくらyochさんの日記

興味あることの忘備録

ソーラ発電パラメータ見直し

以前、バッテリを満充電にしたところ、出力が出なくなる症状があった。
よくよく考えると充電・放電をMosFETでそれぞれ制御できるものの、1本しか外部とつながる線は無いため、2つMosFETがあっても意味が無いことに気づく。
他のBMSでは、下の図の様に充電と放電が別々の場所に接続するようになっており、それぞれを制御できる。中華製のBMSでこのタイプのことをセパレートタイプ(B-/P-/C-の3本線が出ている)と呼ぶが、スマートBMSで且つセパレートなBMSは、JBD-SP05シリーズで存在するものの、海外向けの販売は無いようだ。
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現状のスマートBMSでは、MosFET制御が働くとバッテリからの出力が止まり、モニター用のラズパイが停止してしまうので、通常の充放電の制御はチャージコントローラ側で行うよう、パラメータを修正した。
具体的には以下の通りである。
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元はチャージコントローラの範囲内にバッテリの範囲が収まるようにしていたが、これを逆にした。
過放電側は、負荷が外れるとすぐに電圧が戻り、充放電可能となるので問題無いが、過充電側は充電を止めてもすぐに電圧は下がらないので、下がりきるまではバッテリの出力が止まり、その間は負荷によって電圧も下げられないため、これを予防するようにした。