いんくらyochさんの日記

興味あることの備忘録

プリンタ3号機にもKlipperScreen投入

3号機もKlipperで稼働しているので、KlipperScreenを投入することにした。

ディスプレイは2号機と同じWaveShareの4.3inch DSI QLEDを使用したが、レイアウト上画面が上下逆さになるため下記でローテーションさせた。

# sudo vi /boot/cmdline.txt
末尾に下記を追記してreboot
video=DSI-1:800x480M@60,rotate=180

画面をローテーションさせてもタッチパネルは一緒に回転しないので、下記でそれも修正した。

# sudo cp /usr/share/X11/xorg.conf.d/40-libinput.conf /etc/X11/xorg.conf.d/
# sudo vi /etc/X11/xorg.conf.d/40-libinput.conf
セクション”input class"の"libinput touchscreen catchall"の部分に下記をペーストしてreboot
#90° Right touch rotation:
#Option "CalibrationMatrix" "0 1 0 -1 0 1 0 0 1"
#180° Inverted touch rotation: 
Option "CalibrationMatrix" "-1 0 1 0 -1 1 0 0 1"
#270° Left touch rotation: 
#Option "CalibrationMatrix" "0 -1 1 1 0 0 0 0 1"

ほかに1号機のホットエンドと同じタイプのソックをThingiverseで上げてる人がいたので、それを参考に信越シリコーンのRTVゴムで製作した。

KlipperScreen投入

年末はインクラのフロントフォークをOHして過ごしていたが、明けてすること無いな~と思っていたところ、WaveShareの4.3インチDSI-OLEDがあったのついでに、プリンタ2号機をラズパイ稼働に切り替えた。
KlipperScreenはkiauhから入れるだけなので簡単である。
WaveShareのOLEDは、raspibianがbookwormだと映らないので、bullseyeを使用している。

プリンタ2号機のノズル交換簡易化つづき

5Vのファンを12V用に交換する予定であったが、12V25mmの入手が容易なファンは低速で風量が少なく、ヒートブレイクの冷却には適していないため、2N7000のFETを使ってスイッチ基板を製作し、5Vファンのままとすることにした。
プリンタ2号機はKlipper化しているので、デルタキャリブレーションを実行した以外は特に変更する点もなく、キャリブレーションモデルを印刷できた。

www.youtube.com

キャリブレーションモデルの印刷もできたので、径の異なるホットエンドを収納するラックを印刷して、プリンタ本体に取り付けた。

Klipperのprinter.cfgにはノズル径の設定があるが、あれは流量制限用のパラメータとのことで、高速な印刷でもしない限り変更しなくても運用に影響はない。
ヒーターが24Vとなったが、これまでの12Vヒーターより爆速で設定温度まで上がるようになったので、12Vヒートベッドの加温待ちを短縮したくなった。
V6ホットエンド状にするアダプタを製作している人がいたので紹介。
www.pcbway.com