AZIMUTH_STARTING_POINT_DEFAULTの問題について作者のyahooグループで問い合わせたところ、EEPROMの内容を消去してキャリブレーションを行うよう指示があった。
早速、teratermからEEPROMの消去をすると、方位が0度の表示となった。その状態で左右に回してみるが動作に変化はなく、デバッグ表示を見てたらハッと気づいて以下を実施した。
- AZIMUTH_STARTING_POINT_DEFAULTを180から0へ
- EEPROMの内容を消去
- 方位を0度の位置まで動かし、コマンドから0度へマニュアル・キャリブレーションを実施
この方法で東半分も正常に動作するようになり、gpredictとrotctldで追尾も可能になった。あとは、ローテーターの設置とケーシングだけである。
尚、includeした機能は下記である。
- FEATURE_EASYCOM_EMULATION
- FEATURE_AZ_POSITION_POTENTIOMETER
- FEATURE_4_BIT_LCD_DISPLAY
- FEATURE_AZ_PRESET_ENCODER
- OPTION_ENCODER_HALF_STEP_MODE
- OPTION_ENCODER_ENABLE_PULLUPS
- OPTION_PRESET_ENCODER_0_360_DEGREES
- OPTION_EASYCOM_AZ_QUERY_COMMAND
- FEATURE_AZIMUTH_CORRECTION
- OPTION_DISPLAY_STATUS
- OPTION_DISPLAY_HEADING
- OPTION_DISPLAY_VERSION_ON_STARTUP
今後の予定としてベランダに出すケーブルが多いため、本ローテーターの制御線をTWE-Liteによるワイヤレス化の検討をしている。
TWEL-Liteを使うにあたっては、PWMで出力されるアナログ信号をどうやってADCするかの検討が必要なようだ。