いんくらyochさんの日記

興味あることの忘備録

svxlink用インターフェースの制作

アルインコのDR-420Hを入手したので、svxlink用のインターフェースを制作した。

回路図は以下の通り。

もともと音声入出力もアイソレーションしていたが、DR-420Hのスケルチを検出するのにパケットモード以外では無線機外から5Vを供給する必要が生じたため、小信号トランスは取り外した。
PTTとSQLはラズパイのGPIOを使用して制御・検出するため設定の修正を施した。

  • /etc/svxlink/gpio.conf
# Space separated list of GPIO pins that point IN and have an
# Active LOW state (0v = ON, 3.3v = OFF)
GPIO_IN_LOW="gpio5"

# Space separated list of GPIO pins that point OUT and have an
# Active LOW state (0v = ON, 3.3v = OFF)
GPIO_OUT_LOW="gpio6"

# User that should own the GPIO device files
GPIO_USER="svxlink"

# Group for the GPIO device files
GPIO_GROUP="daemon"
  • /etc/svxlink/svxlink.conf
[Rx1]
SQL_DET=GPIO
GPIO_PATH=/sys/class/gpio
GPIO_SQL_PIN=gpio5

[Tx1]
PTT_TYPE=GPIO
PTT_PIN=gpio6

このほか、WindowsのEcholinkソフトだとNAT変換の必要なく着信動作もできていたが、svxlinkの場合、アウトバウンドからどのプライベートアドレスに向かうのか不明となるため、ポート開放とは別にルータのNATテーブルに5198と5199の宛先アドレスを追加しておくと、着信動作も正常に作動する。