いんくらyochさんの日記

興味あることの忘備録

LC630の起動

ジャンクで仕入れた68K macのLC630に漢字Talk7.5.5をインストールした。

KT755

構築順序としては以下である。

  1. 漢字Talk7.5のディスクツールFDでブート
  2. MacOS8.5のCDをセットするとマウントするので、ドライブ設定でHDDを初期化(1パーティションあたり最大4GBまで)
  3. 漢字Talk7.5のCDと入れ替えてインストール
  4. 漢字Talk7.5.3r2のCDと入れ替えてインストール
  5. StuffitExpander4.0.2をFDでインストール
  6. 漢字Talk7.5.5のイメージをFDでHDDにコピーして、Expanderで解凍してインストール

HDDはまだ手持ちであった2.5インチのIDE HDDにピッチ変換コネクタを取り付けたところ、MacOS8.5のドライブ設定で初期化できたが4GBまでしか切れないので大量の未使用域が発生する。
モニタ接続は、ミニRGB接続のためAmazonで調達したコネクタを使って、リンクサイトを参考に変換コネクタを作成した。

DB15-miniDB15-Conv.

pin7とpin10を未接続で製作するとVGA出力されるようになった。
microgecko.com

DENON PMA-50

フルデジタルアンプが気になったので、ちょうどジャンクで売っていたPMA-50を買ってみた。
電源が入らないとのことで、分解して動作確認していたらDAC基板だけで起動させると電源が入った。
アンプ基板は電源から±28Vを受けているが、受けのコネクタ直近に焼損箇所があり、パスコンで入っているチップセラミックが燃えた後だった。割れてショートしたのが残ってて電源が入らないのかなと思い、手持ちのラジアルリードを使って修理した。
また、DAC基板の方はかなり高温になるらしくDACチップの裏が焼けて変色していたほか、表面実装のケミコンのほとんどがドライアップか何かで容量抜けを起こしていたので、これまたラジアルリードで修理した。
DAC基板はDACチップと3.3Vのレギュレータにヒートシンクを設置し、オーディオでは禁忌のファンを筐体に穴を開けて設置した。

ファンは、60mm口径のをスピーカーリレーの9Vで回しているので静かである。リレー動作と同期しているので、電源を切ると止まってちょうど良い。
各所の修理により稼働するようになったが、DAC機能は死んだままでUSBとBTからの再生が不可、それ以外のAUXやTOSLINK/COAXは正常に動くので支障はない。