いんくらyochさんの日記

興味あることの忘備録

SC-D70の音質改善

WM8741DACがメインとなり、サブとなっているSC-D70の音質改善に取り組みました。
まずはパターンを追って回路がどうなっているのか確認しました。バーブラウンのPCM1716がDACとばかり思っていましたが、どうも旭化成のAK4552VTがDACのようです。AK4552VTは96KHz24BitのΛΣ型で、SN比は100dBと記載があります。また、DAのみならずADの機能も持っています。
回路図は片chのみですが、こんな感じかな。写真左側のAK4552VTがオーディオOUTです。

DACからの出力は4570と印刷されたOPアンプを経由してRCAジャックに出ています。
音質改善のためとりあえずカップリングコンデンサをオーディオグレードに置き換えることにし、デカップリングについてはそのままとしました。


ケミコンは東信で、フィルムコンは102が元々ついていましたが手持ちでないので、101のECHUチップコンデンサを付けました。

しばらく通電しっぱなしにしての試聴では、おわっ!変わったーって感じです。他のDACで聞くようになってから分かったのですが、音にモワモワ感を感じていたのが取れてます。また、ケミコンを交換して特性が変わったためか、レベルメータがUSB AUDIO LEVELそのままでもよく0dB以上になります。ボリウムで絞ると下がります。バスパワーのPCM2704と聞き比べてもそれほど差を感じなくなりました。効果が出て、まだまだ使える機器となりました。