CentOS6.3でXASTIR2.0.4を導入したときのメモ
インストールは以下で簡単です。
- yumで右記を追加(ImageMagick,ImageMagick-devel,shapelib,shapelib-devel,pcre-devel)
- $ tar xzvf xastir*
- $ cd xastir*
- $ ./configure
- $ make
- $ sudo make install
- $ sudo chmod 4555 /usr/local/bin/xastir
- $ xastir &
設定箇所は以下を実施します。
- File -> Configure -> Stationで自局のコールサインと緯度/経度、あとシンボル。I-Gate、デジピータの場合、PHGとして送信出力、地上高、アンテナゲイン、指向性を設定。
- File -> Configure -> Defaultsで自局のタイプを選択。
- Interface -> InterfaceControlでTNCやGPS、I-Gateサーバを登録。TinyTrack4をKISSモードで利用する場合、Serial KISS TNCをAddで追加。追加後、Serial KISS TNCをハイライトしたあと、Propertiesで設定。設定は使用ポート、速度、デジパスです。
シリアルポートで接続後に電源再投入をして、ESCx3でメニューに入る。
デフォルト設定から以下のみ変更。
>AMODE KISS
>ABAUD 19200
マップはデフォルトがworldhi.mapでしょぼいのですが、Map -> Map Chooserで変更できます。
Map ChooserでOnlineの下にOSMなどが見えていれば、ONLINEをハイライトにしてApplyするとオンライン地図に替わります。当方、ATOM_N450の非力なマシンのためオンライン地図は動作が重く使いにくいため、地球地図を代用で使ってます。地球地図は上のリンクから全レイヤのシェイプファイル形式をダウンロードし、/usr/local/share/xastir/mapsの中に解凍したファイルを配置しxastir再起動すると、 Map Chooserで選択できるようになります。オンライン地図や地球地図がChooserで見えない場合、ライブラリが足りないので追加して、xastirを再コンパイルする必要があります。
HowTo:MAPS - XastirWikiで確認してください。
ライブラリ群:lcms, ImageMagick, libcurl/wget, Shapelib, pcre, libproj, libtiff, libgeotiff, GDAL/OGR