いんくらyochさんの日記

興味あることの忘備録

CentOS6のHDDからSDD移行

HDDに戻して運用していたR61をSSDに再換装した際のメモ
移行元はLVMを使用のため、同じにする。

1.SSDパーティションを作成
 fdiskで切っていく。
 ※元がGPTパーティションだったので、partedでmsdosに戻した。
 LVM使用のため、/boot用とLVM用の2つを切り、/boot用はbootフラグを立て、LVMパーティションはタイプを変えておく。
2.LVMパーティションを作成
 pvcreate、vgcreate、lvcreateでそれぞれ作成。
 ※VG名は元と異なるのを付けマウントできるようにし、後に戻す。
3.ファイルシステムの作成
 mkfs -t ext4ext4ファイルシステムを各パーティションに作成する。
 swap用はmkswapを使用する。
4.bootパーティションのUUIDを確認
 tune2fs -lで/boot用パーティションのUUIDを控えておく。後でfstabに反映させる。
5.パーティションのコピー
 mountで/mntにマウントし、rsyncで同期させる。
 # rsync -aHAXv --exclude={"/boot/*","/dev/*","/proc/*","/sys/*","/tmp/*","/run/*","/mnt/*","/media/*","/lost+found","/home/*} . /mnt
(2017/08/15)
 --exclude-fromを使うと簡単になる。まず、適当なファイル名で下記をviで作成する。
 - boot/
 - dev/
 - proc/
 - sys/
 - tmp/
 - run/
 - mnt/
 - media/
 - home/
 下記で実行するとよい。
 # rsync -aHAXv --exclude-from= ./ /mnt
6.HDDとSSDを入れ替える
7.CentosLiveCDを使いtextモードでブートする
8.GRUBのインストール
 # grub
 device (hd0) /dev/sda
 root (hd0,0)
 setup
 quit
9./etc/fstabの/boot部分にあるUUIDをSSDのUUIDに書き換える
10.VG名を元に戻す
 # vgrename  
 # vgchange -ay 
11.selinuxを使用しているので、再設定させるファイルを作成する
 # touch .autorelabel
12.SSDより再起動
13.sambaの設定復旧
 11の対処により、smb shareの設定が戻るため、再設定する。
 # chcon -t samba_share_t 
 # ls -ldZ 
 # service smb restart
 # smbclient -U  -L