いんくらyochさんの日記

興味あることの忘備録

ESP32_GRBLを作る(途中)

前回、ミリングに失敗したのだが、1点ものなんで蛇の目基板で製作することにした。
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物は秋月で売っているDev基板である。
また、FWはGitHub上にある物を書き込んだ。
書き込み手順について以下に整理しておく。

  1. Arduino-IDEを導入(当時はv1.8.7)
  2. Pythonを導入(当時はv2.7.10)
  3. Arduino-esp32を導入(OSXここ
  4. Grbl_Esp32をgit cloneするか、ダウンロードして展開
  5. ESP32基板のシリアルドライバを導入
  6. ArduinoでEsp32_Grblのinoを開く
  7. config.hを各自修正

www.silabs.com
デフォルトのままコンパイルすると不要な機能でサイズが大きくなって焼けないでの、mDNSやUPnPやBTを切るとよい。その他、WiFiがAPモードのため、DEFAULT_RADIO_MODEをESP_WIFI_STAにすることで、クライアントモードで利用できる。設定はwificonfig.hでする。
HTTPを有効にしているとWebブラウザからアクセスできるが、デフォルトではOTA用のUIのみのため、ESP3D-WEBUIを導入すると下のようなUIでジョグなどが使えるようになる。
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導入方法はESP3D-WEBUIのコードにあるindex.html.gzをGrbl_Esp32のdataフォルダ内と置き換えるだけである。
上記とは別作業で昨日から水冷ホットエンド機で20時間かけてジプシー女の印刷をしていた。
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左は数年前に印刷したノズル0.4/ピッチ0.1の物で、右が今回印刷したノズル0.2/ピッチ0.1の物である。
非常に綺麗に印刷できたようである。

水冷ホットエンド実装

連休に入り、どこかへドローンを飛ばしに出かけたい今日この頃である。
水冷ホットエンドのパーツ印刷も済んだので、実装してみた。
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E3Dの中華クローンであるが、作りは悪くなく水漏れも起きてない感じ。
ヒーターは50wで設定250度でもすぐに到達する。温度センサーは、サーミスタであるが金属管に入ったタイプである。K型熱電対にしたいところだが、ボルケーノタイプは装着が難しい。ノズルは0.4mmと0.2mmの組み合わせとしている。
ポンプは回転数を調整できないタイプのため振動が大きく、スポンジを敷いて動作音の低減を図った。

レーザー光の垂直度

今日はなん回目かの基本情報の試験を受けてきた。
レーザー加工機で厚物をカットすると、レーザー光の特性上カット面が斜めになるのだが、レーザーヘッドから真っ直ぐ光が降りてこない場合も大きく斜めになる。
アクリル板を縦に置いて、垂直度具合を確認し調整してみた。
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左側が調整前で右側2つが調整後である。調整前は板の前後方向に斜めとなっていたので、レーザー管の上下で調整したところ真っ直ぐ降りてくるようになった。
斜め具合が解消すると、同じパワー(5mA)で打ってもより深く届くようになったようである。