いんくらyochさんの日記

興味あることの忘備録

Arduino K3NG CW Keyer

秋月のAE-ATmega基板によるK3NG CW Keyerは、IDEのバージョンを最新の1.6から古い1.0.6へすることで、ビルドしてボードに書き込むことに成功した。

そしてキーヤの回路を組んでみたところ、正常に稼働するのも確認できた。

スケッチのビルド・アップロードいずれもMax OSX 10.6.8で行っている。
AE-ATmega基板はFDTIのUSBシリアル変換基板を使っているので、事前にFDTIのサイトからVCPドライバをインストールしておくこと。
K3NG Keterはシリアルコンソールからも操作できるため試してみた。

keyer_features_and_options.hで以下の場所をコメントアウトして、ビルド&書き込みをする。
#define FEATURE_COMMAND_LINE_INTERFACE // (this no longer requires FEATURE_SERIAL)
#define FEATURE_MEMORIES
#define FEATURE_SERIAL_HELP

ターミナルソフトとして、minicomをbrew installで入れた。

minicomの設定は、minicom -sで出てくる。

Serial port setupを選択してデバイスを正しく選択し、
115200bps8N1のsoftフロー制御にしておく。

minicomを実行すると、K3NG keyerに接続され、入力待ちになる。

この状態でキーボードを入力すると、対応した符号がキーイングされる。

キーヤの設定は\sで表示される。
\s
Iambic B
WPM: 20
Sidetone:ON 700 hz
Dah to dit: 3.10
Weighting: 50
Serial Number: 1
Potentiometer WPM: 20 (activated)
Wordspace: 7
TX: 1
Memory 1:CQ CQ CQ$
Memory 2:{empty}
−略-
メモリ書き込みは、\p1cq cq cqエンターで、1に書き込みが出来る。
再生は\1とする。
そのほかは\?のヘルプを見ていただきたい。

終わるときはメタキー+Zで終了できる。
メタキーはデフォルトではESCである。

かなり高機能で簡単にPCキーヤやメモリキーヤができてしまい、F2キーヤも簡単に実現できそうである。