LaserDiodeによるラスター彫刻

今週は夏休みである。
以前、LDでラスター彫刻をやってみたのだが、PWM制御でも綺麗な結果は得られず、どうしたものか思案していた。
PWM制御時の加工面を観察しているとレーザーが発射されても弱くて彫れないことがわかっていたので、発射するパワーは一定のままオン・オフだけで彫ればどうなるかと思い、今日はTTL制御でラスターをやってみた。
まず、TTL制御のためにフォトカプラによるレベル変換基板を製作して、LDとSBASEの間に入れた。

まず、テストパタンを彫刻してみた。PWM制御でないので、パタンは２値の誤差拡散画像を使用している。

上２つが今日の結果で、残りは以前試した結果である。薄い濃度の再現性は悪いがそこそこ階調が表現できていると思う。
次に写真を彫刻してみた。

左が元で、右が結果である。まぁまぁな結果が出たと思われる。
他にはグラフィックコントローラーを本体に取り付けたほか、FlashX LTのピラーにLEDを仕込んだ。