いんくらyochさんの日記

興味あることの忘備録

ローテーターコントローラの無線化

K3NGローテータコントローラの無線化がひと段落した。
前回予告にあったTWE-Lite-DIPで各入出力を飛ばしてのローテータ制御が可能になった。
TWE-Liteはアナログ入力がPWM出力となり、ADCでポテンショメータを読んでいた部分が正しく動作しないのがネックであったため、pulseIn関数でanalogReadを置き換えるコーディングを試したものの、割り込みが多くなるせいか動作が緩慢になって使えなかった。
そこでCRローパスフィルターをADCの前段に組むことで、なんとかADCできるようになった。カットオフ周波数は10Hzとして設計し、TWE-LiteのPWM周波数も1kHzから20kHzに上げて、リップルが小さくなるようにした。これで、静止時も方位角が1〜2度程度の揺らぎで治るようになった。
▪️親機と子機とリレー基盤
親機はArduinoとLANケーブルで接続。子機はAC18VからのDC電源生成し、リレー基盤と繋げる。リレー基盤はローテータ本体内に収納する。家の中からは既設未使用の同軸のみ配線すればよい。

あと、ケーシングもした。ケースはタカチのアルミサッシュBSである。
▪️正面
エンコーダのつまみはまだない。

▪️背面
BNCコネクタはAC18Vを出力する。

▪️中
Arduinoはmega328からmega2560に変更した。
トランスを外だしにすればコンパクトであるが、中継インターフェースを作れば有線によるコントロールも可能になるので内蔵した。

また、前回作ったバイポーラステッピングモータドライバ基盤をL298Nで作り変え、ファンクションゼネレータで周波数を変えて動かしてみた。