FlashXProプリンタ

思いのほか3Dプリンティングが面白いので、デルタ型を大陸より新たに購入した。
購入したのは、人人三维製のFlashXProでRostockベースのKossel型をコピーしたデルタ型である。

スペックは印刷範囲が直径180mmの高さ280mmで、キャリッジの移動にはリニアガイドを使用しているほか、フレームの構造材などは射出成型の樹脂となっている。制御基板はMKS1.4相当のもので、ドライバもA4988相当となっている。また、ホットベッド付きのためABSのプリントにも対応している。
購入しても取説も何もなく部品だけであり、購入元に要求してねと紙切れが入っているだけであった。各部品は袋に小分けされラベルも付いており、全部一緒くたな中華的なところはなく好印象である。どの部分にどのネジを何本使うかの表があるので、それだけでもだいたい組み上げることができる。
取説やF/Wはメールにて送られてくるが、送られてくるF/WはMarlin1.0.2に別ファイルに書き出した固有設定をインクルードするように作られていたので、最新の1.1.0−RC5でビルドしなおした。（ただし、オートレベリングが上手く動かないようである。）
早速、前のプリンタでは印刷できない大型のものを印刷してみた。
▪️ルーク
[:W360]
▪️ジプシーの女
[:W360]
いづれも積層ピッチは0.2mm、PLAで190度、ベッドなしである。
従来より格段に印刷速度が上昇したが、それに伴い温度やリトラクトの設定を手探りで調整しなければならず、アナログ的要素が大きい。