いんくらyochさんの日記

興味あることの忘備録

CNCでレリーフ製作

連休ですがどこも行かずに家におります。
CNC旋盤でレリーフを製作した画像や映像はたくさんあるが、製作過程というか方法を記しているサイトはなかなか見つからないためメモとして置いておく。
レリーフを製作するには画像をCAMに掛けてGコードを生成しないといけないのだが、Fusion360などはモデリングデータをCAMに掛けられるものの、画像はできない様子。
高い有償ソフトはすぐ見つかるものの、フリーではなかなか無いところだったが、ShapeOkoのwikiに出てたdmap2gcodeがフリーで使えるようだとわかった。
dmap2gcode
OSX版は別途githubにアップされている。
起動はコマンドラインよりpythonコマンドの引数に当てて起動させる。
⬛画面1(メイン画面)

メイン画面は画面中央にイメージが表示され、イメージの大きさや白黒反転、原点位置を画面左側でセットする。
対応するイメージの種類は jpg, gif, png, pgmとのこと。
画面右側は切削条件の設定で、エンドミルの大きさ、種類、切削速度、切削深度を設定できる。
Gコードの出力は左下部のSave G-Codeボタン押すことで処理が始まる。
⬛画面2(設定画面)

設定画面は、メニューバーのSettingsよりGeneralSettingsで表示できる。
ここでは単位の設定とZ軸の分解能のほか、初期に実行されるGコードなどが設定できる。
Saveボタンを押すことで設定を保存可能。
⬛画面3(荒削り画面)

荒削りのGコードを生成するのは、メイン画面で右下のRoughingSettingsボタンを押すことにより設定画面に移れる。
ここはメイン画面とは別にエンドミルや切削速度を設定でき、Saveボタンでメインとは別のGコードを出力できるようになっている。
試しにメイン画面の画像をMDFに掘ってみたのが下記である。

夜に掘っていたので、うるさいため途中で停止させた。
それなりに掘れているので、次回最後まで実行してみる。