ベランダをLEDライトで夜間照らしているのだが、利用している鉛電池が過放電であったので充電してみたところ、充電電流がほとんど流れない状態になってしまった。おそらくサルフェーションによって内部抵抗値が上がったためと推測したので、デサルフェーターで解決できるか試すことにした。
製作には過去も参考としてお世話になっている「趣味の工作」さんとこの製作例を使って、オリジナルはマイコンがPICであるところをAVRで組み上げてみた。
部品は手持ちと合わせて秋月八潮店で揃えた。コイルは売っていたのが1mHと200μHであったので、そちらに変えている。
ベンチスコープでパルスを計測すると以下のようであった。
AVRでパルスを出す際のコードは以下のようにしている。7.5kHz/7usec
DDRB = 0; PORTB = 0; DDRB |= _BV(PORTB1) |_BV(PORTB3); while(1){ PORTB |= _BV(PORTB3); // LED点灯 OCR0A = 78; OCR0B = 4; TCCR0A |= _BV(COM0B1)|_BV(WGM00); // 位相基準PWM動作 TCCR0B |= _BV(WGM02)|_BV(CS00); // 0分周(クロック9.6MHzをフューズビットで8分周 = 1.2MHz) }
数時間、装置をバッテリにつないでみた後に充電器に接続すると充電電流が流れるようになった。どこまで回復できるかしばらく充電と併用して様子を見てみる。