いんくらyochさんの日記

興味あることの忘備録

ラズパイAPRSクライアントへの移行

これまでhp mini 5103のCentOS6.1上でAPRSクライアントのXastirを動かしていたが、コンパクトにまとめたくラズパイ1B+に同クライアントを移行させることにした。
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ラズパイ本体以外には、もともとあった3.5インチLCDと新たにUSB接続SoundBLASTER PLAY!3を購入した。
構築順序は以下の通りである。

  1. ラズパイイメージSDの作成
  2. ラズパイ起動後の初期設定(HostName、Expand、TimeZone、Localeなど)
  3. 3.5インチLCDのタッチパネルを認識させる(LCDwikiより)
  4. SoundBLASTERの接続確認(aplay -l /arecord -l)
  5. Xastirのビルド(wikiより)
  6. soundmodemのインストール(apt-getで)
  7. soundmodemの設定(過去記事に沿って)
  8. Xastirの設定

始めsoundmodemでなくDirewolfを使うようにしたが、高機能過ぎるためsoundmodemに変更した。
Direwolfのドキュメントにラズパイ用の設定があるため、かなり参考になった。
github.com
その他は下記を参考にした。
●soundmodemの設定
inqra-yoch.hatenablog.jp
soundmodemのPTTはVOX回路を使用しているので未設定であるが、ラズパイのボリュームを100にするとPTTが途中でオフになりパケット送信に失敗していた。
ベンチスコープでSoundBLASTERの波形を見たところ、4Vp-p程出ていたので、ボリューム50で2Vp-pぐらいにしたら送信失敗は解決した。