いんくらyochさんの日記

興味あることの忘備録

基板の切削

スピンドル回転数表示器の回路切削する前に手元で3軸を動かせるコントローラーを先に作ることにした。
回路は簡単で各軸の前後に対応したタクトスイッチを押すと、スイッチに応じたパルスと回転方向を出力するものである。
モータードライバのD-SUB15に信号を入れることで、各軸をコントロールできる。また、パルスの幅をVRで変えられるようにし、FEEDレートを変更できるようにしている。
Eagleでサクッと設計した後、ボードをPCB-GCODEで出力してgrblに流し込んでみた。
▪️結果(表と裏)

裏を切削中にUniversalG-codeSenderがExceptionを吐いて暴走した結果、ご覧の通りの結果である。
生基板は秋月の0.8mm両面基板で、エンドミルは土佐昌典VCを使用した。スピンドルの回転数は6、7000程度である。エンドミルを折らずに済んだのが幸いであった。
PCB-GCODEのドリルコードはG82で吐かれるので、grblでは動作しない。したがって、ドリルコードは全てG00/G01で置き換えている。
パタンは深めに切削したのでランドの消失があったり、ピンヘッダーの部分は1mmのドリルでないと入らないし、1mmで開けるとランドが消えるなど、パタンの修正が必要なようだ。
拡大してみるとバリも無く、キレイである。斜め部分のうねうねはピリオディックモーションによるものと思われる。

あと、XY軸をPOMナットに改造してみた。

材料ははざい屋さんより25mm厚を入手し、自分でM8のタップを切ってみた。予圧も軽くしたのでFEEDレート600で動かせるようになった。