ドローンフレームの印刷

自作ドローン１号機のモーターをEMAXのRS1106II(6000KV)に交換したもののこれまでの２インチPROPでは回転不足で上昇すらできなくなった。
ちょうど間違えて買ったAVANの３インチPROPがあったので、RS1106IIと組み合わせて合うフレームを作ることにした。

参考となるモデルはHSKのMD90フレームで、そのまま３インチに合うよう大きさを変えてCADを行い、モデリングしてみた。フレームの厚さは3mmで設計した。
[:W480]
出来上がったSTLファイルを使って3Dプリンタで印刷し、組み立ててみた。上部はプリンターのサイズからはみ出るので、４分割した部品を接着した。

マテリアルはABSで、外周３回のインフィル45%でレイヤーは0.2mmである。バッテリ（2S-850mAh）を含めた重量は142gとなった。
室内での飛行試験では２インチに比べ安定したホバリングができ、スロットルをちょい強く入れた際の上昇も十分な反応である。また、風切音が小さくかなり静かとなった。
ABSのため強度も低くクラッシュするとすぐ折れると思うが、再印刷でお手軽に復旧は可能である。