いろいろ切削や3DプリントをしてみるとY軸の波打ちが気になってくるようになった。
特に細いパタンを切削すると波打ちによってパタンが0.1mm以下の幅になってしまうことがあり、改善のためPOMナットの再作成を行った。
まずはFusion360で設計。2個のスケッチを矩形パタンで並べた。
POM板は150x170x10mmをはざい屋さんで購入。
切削はラズパイに入れたGrblServerを使用するつもりでテストしてみたところ、穴あけの時にZ軸が上がらないままXY軸が移動しだしたので、結局UGSで切削した。
これまでのGrblServerの動きからして、正確にGコードをgrblへ送ってない動きをしている。通信レートは115.2kであるが、同じラズパイ内のOctoprintでは同じ通信速度で10時間以上のプリントでも問題は出ていないため、原因がつかめないでいる。
▪️組み立て後
左がオリジナル。右が切削したもの。中央の穴にM8-1.25のタップを切っている。
取り付け後に寛永通宝を印刷してみた。
左が旧、右が新である。
下が旧、上が新である。
新しいのは積層ピッチ0.25mmのため印刷時間は30分程度で済んだ。波打ちが消えてPOMナットの再作成は効果があったと見える。