続・リニアアンプ

飛ばしてしまったIRF530は秋葉原で入手しました。壊れた方をテスターの抵抗レンジでチェックするとD-S間で0〜120Ω程度とショートモードになってるので両方ダメでしたね。
キャリアを止めてから電流計が振り切れたのを見ると発振して壊れたと思われるので、Webで調べた結果、100Ωの金皮に0.01μのセラコンを直列にしたものをゲートにぶら下げときました。
交換後の再調整で7MHz2.5W入力時、7dBのATTを通して10W出力になるようアイドル電流を調整し、21MHz2.5W入力時には8W出るようになってました。
ハイバンドではゲインが下がるため高めの入力になるので、入り口のフロートバランは0.5Φの線材に交換してます。スワンピング抵抗は1/2Wの並列となっているのですが、これも大きくした方がいいのかな？？
[:W480]
GifaStでスプリアスの確認するため、25dBの通過型ATTと10dBのATTを組み合わせて測定しました。
■7MHz10W
[:W480]
14MHzの高調波が結構高いため、LPFの定数を見直す必要がありそうです。
■21MHz8W

63MHzの高調波をもう少し落とせるといいのかな。
どちらもスプリアス基準（基本波から-50dB）内に入ってない感じで、このままだと使えないのかな。