[2020/08/05 記事補足]
TMC2208に入れ替えたプリンタで問題になったのが発熱。
始め、12V印加でVrefを3.0V辺りにしてみたが、Z軸で脱調するため3.2Vにしていた。脱調はしなくなったもののヒートシンクやモータがチンチンに熱くなるので、動作モードをstealthChop2からspreadCycleにして、トルクを上げることにした。
TMC2208は2100と違い、ジャンパでモードを変えられず、UART接続して設定を書き換える方法を取る。書き換えのためのツールと接続方法は以下のサイトに沿って行ったので、簡単にできた。
Configurator for TMC220x | SilentStepStick | Watterott electronic
USBシリアルアダプタは秋月のモジュールを使い、絵のチェックボックスにレ点を付けるだけである。
Vrefも3.0Vにして、spreadCycleでテスト印刷した結果は、stealthChopに比べ若干音が出るようになったものの、ほとんど気にならないレベルで静粛だった。ヒートシンクやモータはぬるい程度であり、改善できた。
[2020/08/05]
BIGTREETECHのTMC2208で同じことを実行しても設定が変わらなかったが、OTP Programmerから修正できたので補足しておく。
①変更前
②OTP2.7にビットを立てる(spreadCycle)
③値を読み込むとレ点が入り、TOFFが０になる（この状態ではモータは回らない）
④OTP1.1にビットを立てる(TOFF=2)
⑤値を読み込みとTOFFが２になる
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