令和元年であるが、作業ばかりしていた。
水冷ホットエンド機はナイロンフィラメントなど高温で印刷するマテリアルを今後使いたいため改造したのだが、ナイロンは特に吸湿性が高いとのことで、フィラメントボックスを作ることにした。
ちょうどスーパーに買い出しに出かけた際、キッチン用品のところにあった保存箱がピッタシの大きさであったので、これを使って箱を製作中である。アスベルの9リットル用だったか、ちょうど2本のスプールが入る大きさである。
ABS専用のダイヤモンドホットエンド機は、下のように筐体箱の横にアクリルで防湿ケースを付けているのだが、スペースが無いので別途箱での供給となる。
防湿であれこれ考え調べていた際、インライン・フィラメント・ドライヤーなる装置があることが分かり、似たようなものをホットエンドの部品で作ってみた。
ボルケーノノズルの先端をヤスって1.75mmの穴が出るようにし、エクストルーダの前後に配置して乾燥させながら印刷できる具合である。
これだと加熱時間が短いので、PLAなどガラス遷移温度が低いマテリアルは効果が薄いと思われる。