いんくらyochさんの日記

興味あることの忘備録

BTT SKR1.3 のサーミスタをPT100にする

特に意味は無いのだが、興味があってプリンタ1号機のサーミスタを熱電対に替えてみた。
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アンプはE3D互換のTriangleLab製の基板を使用しており、配線は図の通りである。

最近のサーミスタなどのセンサーは金属チューブで覆われているので、ホットエンドへ熱電対を取り付ける際も3.3mmのドリルで穴を拡大して取り付けた。
BTT SKR1.3でPT100を利用する場合、Marlinで下記を変更する。
■Configuration.h

//#define TEMP_SENSOR_0 1
#define TEMP_SENSOR_0 20

[注記]20は5v供給時に設定し、3.3vは21となっているが、21に設定すると温度は1度となり正常に動作しない。
ファームを焼き直して確認したところ、これまでホットエンドとベッドは同じ温度を表示していたが、PT100ではホットエンドが45度、ベッドが19度と表示され、ホットエンドが高めに表示される状態となった。
BTTGitHubでThermal Runawayエラー問題の中にPT100でのサーミスタテーブルが上がっていたので書き直してみたが、こちらも28度と高めに表示される状態だった。
これはセンサーやアンプの特性による差と考え、別の熱電対温度計をホットエンドに付けて設定との温度差を測り、テーミスタテーブルを書き直すことにした。
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測った結果から、テーブルの設定と3〜4度の差があるためエクセルを使ってテーブル文字列を作成し、src¥module¥thermistor¥thermistor_20.hを書き直したところ、温度差は解消した。